【夫とのこれまで 05】自分から仕掛けても

ひたすら泊まりを避けられて1年ほど経ったころ、
私はもう一度行動を起こすことにしました。

自分からどんどん誘っていこうと思ったのです。
今度の週末、泊まりで遊ぼう!と何度も誘うと、
彼は(渋々かもしれませんが)泊まってくれました。

夜はやっぱり早々に寝られてしまい、絶望的な気持ちになりましたが
朝、少し自分から誘ってみたのです。
キスしたり、彼の体をさわったり。
今まで付き合ってきた男性となら、ここまですれば
絶対にセックスになだれ込むだろう、というくらいまで。

それでも何というか、彼はされるがままなのです。
特に抵抗はしませんが、自分からは手を出してきません。

「奥手なうえに受け身なのかな……。」
「ここまでしても、やっぱり私とはしたくないってことなのかな……。」
などと考えて、どんどん悲しくなる状況です。

自分で据え膳を設定して、キスして、触って。
それでも手を出されないなんて、自分はどれだけ
性的魅力がないのだろうと思いました。

それでも、ここで引いてしまったら、今までと同じ。
もししたくないなら拒否されるだろうし、
もし奥手なだけなら応じてくれるだろう、と考えて
私は思い切ってさらに先へ進むことにしました。

意外にも拒否されず、自分からキスもしてくれて、
彼のものも反応しているし、これなら、という感じで挿入を試みたのですが、
うまく挿入できず。

まあ、私のほうはほとんど前戯もしてもらってないので
当然と言えば当然です。
(入口を少しなでる程度の前偽でした)

あれ?あれ?と彼が戸惑っているうちに
彼のものが萎えてしまって、それで終了。

彼も私もなんだかぐったりしてしまい、
「ごめんね」
「ううん、ありがと」
みたいなうわべだけの会話で、お泊まりは終了してしまいました。

帰り道、彼に
「私、また○○(彼)とエッチしたいなと思ってるけど、○○はどう?
もししたくないのに無理してくれてるなら、
正直に教えてほしい」
なんて言ってしまい。

彼は、
「そんなことないよ。俺もしたいと思ってるよ」と言ってくれましたが、
こんなの私が言わせたようなもの。
私もそろそろ、彼の本音が言葉でなく行動にあることには気付いていたので、
救いようのない気持ちになったのでした。

「彼は、私とセックスしたいと思っていない」
「私は彼の『抱きたい女』ではない」
「彼は私に性的魅力を感じていない」

これは、私にとって耐えがたい苦痛でした。

パートナーとして交際しているオスがいるのに、
パートナーに愛されたい気持ち、自分の愛を受け止めてほしい気持ち、
女としてのプライド、自尊心、生物としての欲など
手に入らないものがたくさんありすぎる。

彼氏がいなければ、どうってことなく毎日を過ごせていたというのに、です。
かといって、私は別れるという決断をすることがなかなかできず、
ずるずると彼との交際を続けました。






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